「古民家と暮らす」ことは、 「自然と生きる」を 思い出すこと

「古民家と暮らす」ことは、 「自然と生きる」を思い出すこと

ハレノヒ住まいの古民家

素材を大切にした丁寧な家づくりを目指した私たちが、今だからこそご提案したい「古民家」での暮らし。

大切なものが、少し足りていないように感じるいまだからこそ提案したい、
「古民家」での暮らし

光や風や緑、木の素朴な手ざわり。穏やかに流れる時間と、刻まれた人々の思い出。 ものごとが速いスピードで進んでいく現代、暮らしのなかで自然の流れや人の息遣いを感じると、どこかほっとする気持ちになります。それは、置き忘れてきた大切なものを取り戻す感覚に似ています。

そして元来、家は消耗品ではなく、引き継いでいくものだったはずです。かつて当たり前にあった「住み継ぐ暮らし」を、古民家ではじめてみませんか。

古民家の魅力

古民家に訪れると、心が落ち着いたり優しい気持ちになったり。あるいは、はじめてなのに昔から知っているような感覚を味わうこともあります。それはきっと、古民家に日本の暮らしの原風景がたくさんつまっているからなのではないでしょうか。古民家の魅力をご紹介します。

古民家の強み

自然と共生する暮らし

自然との共生は、古民家の原点となる考え方です。たとえば、夏の日差しをさえぎり、冬の日差しを採り込む「軒」や「庇(ひさし)」。壁に塗られた「漆喰」は、熱を反射したり、水分を吸ったり放ったりすることで温度や湿度を整えてくれます。

そして「天然の木材」は、伐採したあとも伸びたり縮んだりしながら自身の強度を高めていくという素晴らしい特性をもっています。こうした木材の特性を最大限に生かすのが、金物や接着剤を使わない「伝統工法」なのです。

自然のエネルギーを、自然の素材が上手に受け入れ、丈夫で心地いい空間をつくりだす。そこには一切の無理がありません。古民家の真骨頂です。

四季を感じる豊かさ

古民家の特徴は、建物だけではありません。庭の樹木や草花、その先に広がる遠景の自然も古民家を象徴するもののひとつです。自生する植物は、季節ごとに鮮やかにその表情を変えていきます。つぼみを見つけて新しい季節の訪れに気づいたり、色づいた実の収穫を楽しんだり。

古民家での暮らしは、私たちが自然のなかで生きていることをあらためて気づかせてくれます。それはきっと、心の豊かさにつながっていくはずです。

ゆとりのある空間

古民家には、現代の住まいでは見かけることが少なくなった“ゆとり空間”が当たり前に広がっています。たとえば、土間や縁側、広々とした畳部屋など。天井板をとって梁を見せればさらに開放感が増し、木組みの美しさも感じることができます。

これらの空間は残すこともできますし、生活スタイルにあった間取りに変更することも可能です。ゆとりのある空間、それをアレンジできる自由度は、古民家の持ち味のひとつとなっています。

「ハレノヒ」の想い

その人にとって喜ばしく特別な日のことを「晴れの日」とあらわすことがあります。この「晴れ」という言葉は、古民家の間取りがルーツです。玄関や客間など人が集まるスペースを「ハレ」と呼び、非日常空間と捉えられてきました。そして現代においては、古民家そのものが非日常的な存在になっています。

私たちは、このハレと古民家に含まれる非日常性に注目し、“非日常的で魅力的な場所を提供できるように”という願いを込め、「ハレノヒ住まい」と名付けました。

住居はもちろん、店舗やオフィスなど人が集う空間を多彩にプラニングしていきます。そしてゆくゆくは、「ハレノヒヴィレッジ」というまちへと発展させていきたい。そんな夢をもっています。

お問い合わせはこちら
054-282-6681

営業時間 9:00-18:00(定休日:日曜日)

ハレノヒ住まいの古民家づくり

伝統的な建築物にあって、現代の建築物にないもの。現代にあって古代にないもの。ハレノヒ住まいでは、この2つの側面の良いところをかけあわせて、「新しい古民家」をご提案。シダ住建の40年の歩みのなかで培った技術をもち寄り、具現化していきます。

ハレノヒ住まいの強み

古い素材がもつ良さを生かして、伸ばす

古民家に使われている素材は、現代では手に入れにくい希少なものばかり。たとえば、太い梁や大黒柱に用いられているスギ、ヒノキ、ケヤキなどは樹齢百年を超えるものも少なくありません。それらが時を重ねて醸す味わいの豊かさは、お金で買うことができないものです。

建具も同様に、現代では再現できない美しい職人技が光ります。ハレノヒ住まいでは、これら古い素材に手を入れ整え、ふたたび百年楽しめるように生かしていきます。作業にあたるのは、伝統工法への造詣が深い職人チームです。彼らの手仕事によって、古民家に新しい価値が生まれます。

ハイブリット設計で、住み心地を追求

古民家は農作業がしやすい職住一体の間取りが特徴です。ハレノヒ住まいでは、現代の生活様式にあった間取り、設備を導入して住み心地を追求していきます。

たとえば、リビングを広くする、収納スペースを増やす、水回りを一新する、畳を無垢フローリングにするなど、暮らしに寄り添ったフレキシブルな対応が可能。新しく必要な素材については、静岡県産を中心に国産のものを調達し、建具や家具のオリジナル造作もおこないます。クラシックとモダンをかけあわせたハイブリットな設計をお楽しみください。

耐震性能もしっかり担保

古民家の再生やリノベーションで欠かせない耐震補強。静岡県は他県よりも高い耐震基準が定められていますが、その基準をクリアする耐震補強をしっかりおこないます。具体的には、診断、計画、設計、補強の順で実施。新しい壁や筋交いを取り付け、建物に強度をもたせます。

古民家の耐震補強で気をつけたいのが、耐震性とデザイン性は相反するテーマであるということ。ハレノヒ住まいでは、古民家鑑定士資格をもつ設計士が対応し、デザイン性を損なわずに耐震性能を上げていきます。

施工事例

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