毎日使うキッチンも、リノベーションでこだわりの詰まった特別な空間に。レトロな風合いを残しつつ清潔感もあるキッチンで、古民家暮らしをより快適にしてみませんか。
古民家のキッチンの施工事例やリノベーション費用を抑える方法を解説します。
古民家に残る和のテイストに広々快適なアイランドキッチンを組み合わせると、いつものキッチンも味わい深い雰囲気に。当社が担当したキッチンの施工事例をご紹介します。
M様邸は、築60年以上の古民家です。モダンなフローリングの床に伝統的な梁を合わせ、落ち着いた雰囲気がありながらもどこか洗練された印象のあるキッチンにリノベーションしました。
駿河区のU様邸は、築約60年の古民家をリノベーション。複数の窓を設け、柔らかな日の光が差し込む明るいキッチンに施工しました。
全体的に天井を高くする工事も行い、開放感のある空間を演出しています。特に平屋の物件では、こうした天井を上げる工事を行いやすいのが特徴です。
また、キッチンとリビングの天井に高低差を設け、人が集まるリビングでは梁を見せるなど、LDKの中で天井の表情に変化をつける手法もあります。
清水区のM様邸は、築約80年の古民家です。木材の色は濃いブラウンで統一し、既存の部材と新しい部材を調和するように意識。塗り壁とキッチンの白とのコントラストをはっきりさせ、シックな印象でまとめました。
古民家のキッチンをDIYでリノベーションする際の主な手順は以下の通りです。
施工にかかる費用を抑えられるのがDIYの大きなメリットです。しかし、使う工具や資材によっては予想以上に費用が高くなってしまうことも。入念な予算管理が大切です。
一方、「危険が伴う」のがデメリットのひとつ。施工中の事故や、施工部の不具合によって後々ケガをしてしまうリスクがあります。
キッチンの場合、仕上げのタイル張りはDIYでも可能な範囲でしょう。
ただし、水漏れなどの施工ミスが土台や柱の腐食を引き起こすといった危険もあるので、土台作りまではプロに依頼するのがおすすめです。
キッチンのリフォームに関する工事でも、いくつかの補助金を利用できます。
利用できる可能性のある補助金を以下にご紹介するので、地方自治体への申請の参考にしてください。
太陽光パネルや省エネ器具を設置した際に支給される補助金です。省エネタイプの給湯器やLED照明の設置など、キッチンで使用する器具も補助対象になります。
自治体によって補助金の金額は異なりますが、5万~20万円が相場です。
静岡市の「静岡市版ZEH建築等事業補助金」(令和3年度)では、新たに購入または既存の戸建てをZEH(省エネ住宅)にする工事を行うと、最大30万円が支給されます。
キッチンをバリアフリー化する工事も、補助金の対象になる可能性があります。
例えば、キッチンに手すりを設ける、車椅子が走りやすいよう床材を貼り替えるなどです。
こちらも費用は自治体ごとで異なりますが、静岡市では所得制限の範囲内の65歳以上で、介護保険の要介護認定または要支援認定を受けている方の住まいをバリアフリーリフォームをすると、最大100万円が支給されます。
以下の記事では、キッチン以外のリノベーションで使えるものも含め、古民家リノベーションで利用できる補助金の詳細を解説しています。ぜひ参考にしてください。
古民家のリフォームに使える補助金・減税制度を詳しく解説!>>
静岡市ホームページ|「静岡市版ZEH(省エネ住宅)の建築・購入・改修に係る費用の一部を助成します」>>
レトロな温もりを感じつつ清潔感も兼ね備えたキッチンのある住まいは、毎日の家事を心躍る特別なものにしてくれるかもしれません。
実は古民家のキッチンは多くの場合お家の北側など日光が当たりづらい場所にありますが、リノベーションの際は日の光をより多く取り入れるため、比較的明るい場所に移したり、窓を設けたりすることが多いです。
明るく広々とした風通しの良いキッチンで、古民家暮らしをもっと彩りましょう。
毎日使うキッチンだからこそ、こだわりが詰まった空間にしたい。そんな想いを、当社のキッチンリノベーションで一緒に叶えましょう。